【旅日記:2015年7月23日(木)】
柏市 → 静岡県掛川市 → 三重県松阪市
日帰りで行ける所は行き尽くし、いよいよ宿泊代を払う旅に出る。
今日・明日と休暇をもらい、明後日土曜日までの三泊四日。
青春18きっぷを買い込んで、普通列車でまずは掛川城を目指す。
小雨降るなか、5時40分、柏駅に着いた。
5時45分発上野行きに乗車。
まだ空席があって座れた。
柏で全席が埋まり、座れなかった人もいる。
6時15分、上野駅12番線着。 7番線に移動して、6時20分発の熱海行に乗車。 15両編成の9号車。 空席があり、余裕で座れた。 今年3月に上野東京ラインが開通して、東海道線の電車に乗るのが楽になった。 東京着6時26分、4分程停車後に発車して、新橋着は6時34分。 通勤時間の新橋は人が溢れているけれど、この時間はまだ人がまばら。 品川着6時41分。上野東京ラインが開通してから初めて品川に来た。 品川6時43分発。直後に自宅から持ってきた日経新聞を読み始めた。 藤沢に着いた7時21分、新聞を読み終えた。 通勤時間を迎え、車内は立っている人が増えてきた。 東京方面行のホームの人出はもっとすごい。
7時57分、小田原着。
多くの人が降りて、立っている人はいなくなった。
早川あたりでまで来ても、相変わらず空はどんよりとしている。
8時20分、終点の熱海に到着。 到着直前、熱海から静岡方面への電車が沿線火災で運転を見合わせているとのアナウンスがあった。 到着したホームの反対側3番ホームに静岡行の電車が止まっていてたくさんの人が乗っていた。 ホームにもたくさんの人がいる。。 いつ動き出すのかわからないまま、静岡行電車の写真を撮っていたら、発車ベルがなりあわてて先頭車両に飛び乗った。 8時23分、電車は動き出したが車内は都心の朝の通勤電車並みの混雑。 三島~沼津間での沿線火災で6時前から運転を見合わせていたとのこと。 どうも、運転再開直後の電車に飛び乗ったようだ。 三島駅で長めの停車。 沼津駅手前の火災現場横を通るときには徐行運転。 火災現場がしっかり見えた。 8時55分に沼津駅発。 この時点で乗っている電車は定刻より2時間55分遅れているとのアナウンスがあった。
沼津でだいぶ人が降りたけれど、隣に立っている人と方がぶつからない程度の混雑は続いている。
途中駅で乗り降りがあったが、乗っている人は減ることがなかった。
運転見合わせの影響がかなり残っているようだ。
天気は雨模様のまま。 富士川あたりでも雲が垂れ込め、今回も富士山に見放されている。 静岡到着直前で少し空が明るくなってきた。 約3時間遅れの到着との車内アナウンス。 加えて、乗り継ぎ電車は駅に着いてから確認しろというつれなさ。 9時54分、静岡駅3番線に着いた。 反対ホーム4番線の電光表示に10時ちょうど発浜松行とあった。 トイレに行きたかったが、間が少なく、ここは我慢。 9時59分に浜松行が来て、3両編成最後尾に乗車。 10時定刻に発車。 走り出すなり、この電車にはトイレがないというショッキングなアナウンスがあった。 事前に乗り継ぎ時刻を調べてきたけれど、もはやズタズタ。 何時に掛川へ着くのか分からず、ただ早く着けと耐えるのみ・・・。
10時47分、掛川駅3番線に着いて下車。
事前に調べた乗り継ぎどおり運行していれば10時28分に着くはずだったので、出発前の見込みより約20分の遅れ。
この程度の遅れて着けて、むしろ運が良かったと前向きな精神状態。
なにはともあれ、まずトイレへ。
10時51分、掛川駅北口から出た。
駅舎の写真を撮って、10時54分に掛川城を目指して歩きだす。
雨が降ってなくて助かった。
11時ちょうどに掛川城公園前に到達。 掛川城訪問のレポートはこちらをご覧ください。 12時17分、掛川城訪問を終えて、駅に向かって歩き出す。
12時25分、掛川駅北口に到着。
せっかくなので、南口も見ていくことにした。
線路の反対側へ行く道をさがすと、駅舎に向かって左側にアンダーパスがあった。
12時28分南口の写真を撮り、すぐに改札を抜けた。
トイレに立寄り、下り電車のホームへ登ったのは12時36分だった。
電光掲示には、次の電車は12時27分で約10分遅れと出ていた。
まだ沿線火災の影響が残っている。
「約10分」とはどこまでの遅れを言うのか・・・・解釈には個人差がある。 私の場合、「約10分」とは、長くても10分はかからないだろうという見込みの時に使う。 そんな性分なので、12時40分になってもまだ来ないとイライラし始めた時に電車到着のアナウンスが始まった。 12時41分、14分遅れで発車・・・この遅れは約15分でしょう。
13時6分、浜松到着。
接続電車の13時3分発豊橋行が反対ホームで遅れている浜松行の到着を待っていた。
乗るとすぐに発車した。
13時40分、豊橋駅8番線に到着。 次に乗る電車は、5番線から13時51分始発の新快速大垣行。 定刻に発車。
青春18きっぷは、特急・急行には乗れないが、快速電車はOK。
特急料金・急行料金がかからない電車であれば乗れる。
ゆるゆると各駅停車でここまで来た身には、新快速が駅を通過する景色は感動もの。
何駅通過しているのかよくわからないけれど、下手な特急より停車駅が少なそう。
蒲郡あたりまで来ると、もう雨は降らないだろうという空になっていた。 14時42分、名古屋駅6番線に到着。 到着間際の乗換え案内アナウンスに耳を傾けたけれど東海道線や新幹線までで亀山方面は省略されたみたい。 ホームがたくさんあって、何番線へ行けばいいのかさっぱり見当がつかない。 トイレと乗換えホーム探しに手間取って、快速亀山行が出る12番線に登るまでに10分近くかかってしまった。 14時54分、亀山行電車が入線。
快速運転は四日市まで、その先は各駅停車だった。
14時8分、亀山着。
到着前の乗換え案内はなかった。
しかし、ホームも少なく迷うほどの駅でもない。
駅内の案内表示で十分。
亀山といえばシャープの液晶工場が有名だった(と言うか、それしか知らない)だけに、シャープの衰退が、駅の静かさを物寂しく感じさせる。
16時24分、伊勢市行電車が入線。 16時29分、定刻に発車した。 発車直後の加速音がうるさく振動も大きかったことで、ディーゼル車だったことに気付いた。 それに気付いて車窓を見ると、確かに架線の電柱がなくて景色はよい。 単線のため所々で反対列車待ちの長めの停車がある。 17時16分、松阪着。 今日の移動は終了。 もう時間を気にすることはないので、ホテルと反対側の出口を探検することにした。 出た改札口は、近鉄の駅舎だった。
近鉄側に出てみたものの、面白そうなものは何もない。
近くの踏切をとおる遠回りでホテルのある側に廻った。
17時35分、JRの駅舎に到着。
チェックインには少し早いかと思い、駅前を少し散策した。
歩いているうちに、明日松阪城へ行く道順を調べるためのガイドマップがほしいと思い、再びJR駅に戻る。
駅にはなかったが、駅の近くに観光案内所があった。
しかし、その時は18時を過ぎていた。
もう終わっているようだったが、ダメもとでドアを押したら開いた。
中にいた人にガイドマップをもらえないか尋ねたら、親切に渡してくれた。
感謝・感謝。
18時10分、エースイン松阪にチェックイン。 5階の禁煙シングルーム。 早割とは言え、休めの料金なのであまり期待はしていなかった。 しかし不自由はない、思った以上のグレード。 夕食は近くのコンビニで買って済ませ、しばらく、テレビを見て過ごす。 ローカルCMが遠くまで来たことを実感させる。 早起きと慣れない土地で終日過ごした疲れで、22時過ぎには眠くなってきた。 明日に備えるためにも、早めに就寝。 |