【旅日記:2011年7月1日(金)】
浜松町 → 有楽町 → 浜松町
JR浜松町駅
JR浜松町駅
JR有楽町駅
JR有楽町駅

 7月1日は勤め先の創立記念日。毎年この日は、午後が休みとなる。 今年は節電の影響で、今日から勤務時間が30分繰り上がり、例年13時15分で終業のところ、12時45分で終わり。 いつもなら、職場のレクレーションで遊んだり飲んだりしているのだが、今年はそんな雰囲気がまるでかったので、一人レクレーションと称して江戸城を訪ねることにした。 そのため、この度のスタート地点は職場の最寄り駅であるJR浜松町駅。 江戸城最寄り駅のJR有楽町駅へ行き、会社へ置いた鞄を取りに浜松町駅へ戻るまでを行程とする。 浜松町~有楽町、電車でわずか4.6Km(往復)の旅である。
 朝から江戸城へ行くのを楽しみにしていたのだが、結局会社を出たのは13時15分頃。30分繰り上げの御利益はほとんどなし。 JR浜松町駅に着いたのは13時20分だった。 JRも節電のため、今日から山手線も含めて昼間の電車の間引きダイヤを始めているらしいが、運よく割とすぐに電車が来て13時26分にJR有楽町駅に到着。 すぐに東京国際フォーラムへ向かい、最初に江戸城を築いた太田道灌像を拝見しに行った。
 東京国際フォーラムが建つ前、ここには東京都庁の建物があったのだが、それを取り壊していた頃(20年ほど昔)に柏から品川に通っていた。 実は、その時に、東京駅と有楽町駅の間で、弓を持った侍の銅像が野ざらしで立っていることに気が付き、誰の銅像だろうと気になっていた時代があったのだ。 今でこそネットで検索すると簡単にわかることだが、当時はインターネットの「イ」の字もない時である。 物事を調べるのがとても面倒くさい時代だったし、撤去工事の現場の中で見に行くこともできないと思い、結局、時とともにその存在を忘れてしまっていた。
東京国際フォーラム ガラス棟
東京国際フォーラム ガラス棟
 あの時の銅像が太田道灌だと知ったのは、恥ずかしながら、このホームページの江戸城予習ページを作成するための調査中だった。 しかも、それが撤去されずに国際フォーラムに残っていると言うので、江戸城訪問の前に訪ねようと思った次第である。
 かくして、13時33分に、太田道灌像を起点にして江戸城訪問を開始した。

 江戸城訪問のレポートはこちらをご覧ください。

 15時53分、JR有楽町駅に戻ってきた。 冷房の設定温度を上げていて最近は全く涼しいと思ったことのない電車内だが、30℃前後の気温の中を2時間以上歩き続けて乗ったら生き返る涼しさだった。 16時ちょうどにJR浜松町駅に着き、100名城巡り最初の訪問が無事終わった。