【旅日記:2013年7月20日(土)】
柏市 → 静岡市 → 柏市
52歳にして、「青春18きっぷ」デビュー。
有効期間初日の今日、各駅停車で駿府城へ向かう。
柏発6時6分の上野行きに乗る。 休日の早朝、空席だらけ。 少し雲は有るけれど、青空が見える好天。 早起きだったけれど眠くはなく、車窓の景色をながめていた。 普段通勤で使っている路線だけれど、いつも新聞を読んでいて、あまり見ることがない風景だ。 6時34分、上野駅12番ホームに到着。 急いで3・4番ホームへ移動して、6時38分発の山手線外回りに乗れた。
東京着、6時45分。
6時50分発の東海道線・小田原行き電車に乗換える。
発車間際の乗車だったが、座席は十分空いていた。
発車後、しばらく自宅から持ってきた日経新聞を読む。
明日投票日の参院選関連の記事が多い感じ。
ジョルダン乗換え案内の検索結果に従い、7時48分平塚で降り、7時56分平塚始発の熱海行き電車に乗った。 平塚駅の発車メロディは「♪笹の葉サ~ラサラ~~」でお馴染みの七夕の曲。
平塚の七夕まつりを見たことはないが、それにまつわる思い出はある。
昔、毎年7月に開催される平塚の七夕まつりの飾りが、翌月に開催される仙台の七夕まつりでリサイクル利用されているという話を聞いた。 冗談のネタとして記憶に留めていたが、その後、仙台に転勤となり、七夕まつりを見に行ったら「ひらつか」と書いていある七夕飾りを見つけた。 都市伝説を逆手にとったネタかと思ったが、それは「ひらつか」というパン屋さんが店の前に飾っていたものだった。 残念ながら、そのパン屋は倒産しちゃって、仙台七夕に「ひらつか」の飾りはもうない。
東海道線に乗っている間に徐々に雲が増えていき、小田原に来た頃には空が全て雲に覆われていた。
小田原城、八王子城、鉢形城・・・これらの城を訪問したとき全て雨に降られたことを思い出す。
北条氏の城に近づくと天気が悪くなるようだ。
近々予定している山中城訪問はどうなることやら・・・・。
8時40分、熱海着。 東京方面ホームに着いたので、沼津方面のホームに移動しなければならない。 熱海駅ホームは階段が狭く、降りた人が殺到して思うように進めない。 出遅れちゃって乗換え電車で座れないと焦ったが、降りたほとんどの人は改札へ向かい静岡方面に乗換える人はわずかで難なく座れた。 8時47分、熱海始発の島田行きが発車。 沼津駅で5分と長い停車時間があった。 小田原を通り越して駿府に入れば天気が回復するのではという淡い期待は完全に裏切られ、富士山の姿は全く見えず。 残念!!。
10時7分、定刻に静岡到着。
まずは、トイレ。
柏を出てから4時間。
一度も用足しすることなく、よくもったものだ。
駅前地下道のディスプレーで、ちびまる子ちゃんたちが出迎えいた。 県庁方面という案内標識に従って進む。 10時31分、県庁前の外堀に到着。
駿府城訪問のレポートはこちらをご覧ください。 駿府城公園を後にして、まずは昼食。 駅方向に向かって歩き、13時10分に「大庄水産」に入店。 全国チェーンの居酒屋の一店であることが見え見えの名前だが、海鮮丼はうまかった。 おかわり自由のガラ汁もうまくて、おかわりをもらったのだが、手元が狂ってお椀をひっくり返して、ズボンが所々濡れちゃった。 とほほ・・・。 店員さんが持ってきたおしぼりの束でズボンを拭き、資料館でもらったうちわで煽いで、13時45分そこそこ乾いたところで店を出た。 駅に戻って、お土産物売場をゆっくりながめ、スターバックスで一休み。 静岡発15時13分の熱海行きに乗って帰路に着く。 車内はガラガラで余裕で座れた。
15時25分、清水着。
進行方向右側に漁港に通じるらしい通路が見える。
今、日経新聞(朝刊)に連載されている「波止場浪漫」は清水が舞台で興味がある地ではあるが、下車するほどの魅力はなかった。
結局、帰りも晴れず、富士川あたりまで来ても雲にはばまれ富士山は拝めず。
16時28分、熱海着。
相変わらず、ホームから降りる階段は狭くて混雑している。
16分も乗換え時間があるので、トイレに立ち寄り。
トイレがある1番線に、伊豆急行の特急電車が止まっていた。
窓向きに座る座席があった。
車窓を楽しむには最高の作りだ。
沿線の景色が売り物になるほど風光明媚ということか。
16時44分発「快速アクティ」東京行きに乗車。 ここでも楽勝で着席。 17時、早川駅手前で海の写真を撮影。 17時23分、平塚まで来たら晴れてきた。 17時34分、藤沢に着いた頃は青空がひろがっていた。 今頃晴れてもねぇ・・・・。
18時22分、東京駅着。
18時27分発の京浜東北線に乗換え。
さすが、ここでは着席できす。
すぐに降りるのでその必要もない。
18時34分、上野着。
18時38分発の勝田行きに乗れたけれど、座るために次の44分発成田行きに乗った。
走行中、徐々に外が暗くなり、柏に着いた19時11分にはすっかり日が暮れていた。
柏駅前では、東口西口ともに立候補者とその取り巻き連中が最後のお願いと声を張り上げていた。 どちらも当選圏外の候補。 無理とわかっていて何故立候補するのだろう・・・と理解に苦しむが、それは私の価値観だから。 本人たちにとっては、当選以外の価値があるのだろう。 百名城巡りに夢中になっている自分も、端からは理解されているとは思っていない。 しかし、面白いのだから仕方がない。 自分が面白いと思えることが、自分にとって一番大切なこと。 |