【2013年7月20日 駿府城訪問レポート】
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大手御門前の外堀 |
静岡県庁前の外堀を渡って駿府城訪問を開始。
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大手御門跡 |
渡るとすぐに石垣にぶち当たり、道が右に折れ曲がった所が大手御門跡。
城の正面玄関なのだから、さぞ立派な門が建っていたことだろう。
道はすぐに左の曲がり、あえてクランクにしている動線に城址に来たという実感が湧く。
県庁に沿って進むと、中堀にぶち当たり、右手に巽櫓が見える。
中堀沿いに櫓へ近付くと東海道中膝栗毛の弥次さん喜多さんのモニュメントがあった。
その後ろにそびえる巽櫓とセットの写真が撮れる。
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弥次さん喜多さんと巽櫓 |
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東御門と巽櫓 |
10時38分、中堀の橋を渡って東御門をくぐった。
二つ目の門をくぐった先に、東御門・巽櫓資料館のチケット売場があった。
百名城スタンプの在処だ。
紅葉山庭園との共通チケットを買ってからスタンプを借りて押した。
来場者サービスとして配っていたうちわをもらった。
やや小振りだが、むしろ持ち歩くのにちょうど良いし、セミが鳴く暑い季節、とても気が利いている。
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東御門 |
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チケット売場 |
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東御門・巽櫓資料館の入口 |
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城下の模型 |
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巽櫓の1階 |
10時45分、東御門・巽櫓資料館の見学開始。
東御門はコの字型で一辺が長く、巽櫓は2階建てになっている。
この広いスペースを展示室にしているのでたくさんの資料が展示されている。
駿府城の歴史・構造をはじめ、城内の生活や城下の産業等と幅広い。
見学を終えた時には、11時30分になっていた。
城址内には、東京では聞かないクマゼミの鳴き声が響いている。
その昔、テレビ番組で所ジョージさんが「クマゼミの鳴き声は『 死ね 死ね 死ね 死ね』と聞こえる」と言っていたが、本当にそのとおりだと思う。
そんなどうでもよいことを考えながらのどかに過ごせる休日、なんて幸福なんだろう。
11時38分に紅葉山庭園に到着した。
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紅葉山庭園入口 |
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庭園内の風景 |
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庭園内にある茶屋口 |
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本山抹茶セット&もらったうちわ |
庭園は中央の池を囲む形で造園されている。
ひと回りして、園内の茶屋で一休み。
冷房がきいた店内で、資料館でもらったうちわで涼みながら、抹茶と和菓子をいただく贅沢。
しかし、猫に小判・・・・抹茶の味が薄くて物足りない・・・・普段飲んでる「お~いお茶濃い味」ぐらいの苦みがほしい・・・。
12時20分、庭園を出て本丸跡に向かった。
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徳川家康公之像 |
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天守台があった場所の今 |
内堀がほとんど埋め立てられ、どこからが本丸だったのかよくわからない。
本丸周辺は、ただの公園になってしまって、ここに、日本の歴史上トップクラスの人物・徳川家康が住んだという畏敬の念が全く湧かない。
家康公の銅像があるにしても、誰でも出入り自由ではありがたみがない・・・。
いっそ、内堀や天守台等を復元整備して、中堀内側への入場を有料にしたらどうか。
1000年以上の歴史がある国家が、100年の歴史もない幼虫国家に「正しい歴史認識を持て」と言わせているなんて本当に情けない。
大和朝廷から今に続く政体の歴史に国民が関心を持つ施設がもっとあればいいのに。
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内堀残存部 |
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駿府城公園の風景 |
12時47分、東御門に戻って中堀を渡って駿府城を後にする。
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