【2013年5月18日 小諸城訪問レポート】
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懐古園案内図 |
駐車場の隅に懐古園入口の看板がある。
その付近に懐古園案内図があった。
入口と言うけれど、三の門はまだだいぶ先のよう。
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蒸気機関車 |
少し進むと、なぜか蒸気機関車が置いてある。
錆が目に着く。
近づく人は誰もなく、気にかけるのは私一人だけだった。
13時1分、三の門に到着。
三の門の先はどうなっているのか気にかかりつつ、懐古園とは反対方向だったので、探究は後回し。
懐古園散策と動物園に行ける300円の入場券を買った時に、事務所らしき建物があることに気が付き、スタンプを求めて中に入った。
案の定、入ってすぐの所にスタンプが置いてあった。
スタンプを押して、すぐに建物を出て、その建物が徴古館という名前だったことに気がついた。
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三の門 |
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徴古館 |
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三の門料金所 |
13時6分、懐古園に入園。
有料だけあって、綺麗に整備されいる・・・というか、お金を払うとそんなふうに感じてしまう。
ゆっくりと歩き、13時8分、二の門跡に到着。
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二の門跡 |
先に進むと、右手に二の丸跡に登る石段があった。
石段を上って二の丸跡へ進む。
草だらけの広場という感じ。
ここはあまり手入れされている印象は受けない。
写真を撮り、早々に二の門跡に引き返す。
本丸方向へ歩き始め、13時15分、進行方向左側にある南丸への石段に到着。
とりあえず、石段を昇り、南丸も見学。
二の丸跡ほど広くはなく、細長い。
階段には戻らず、小道を通って本道に戻った。
13時19分、黒門橋に到着。
深い空堀にかかる橋。
人出で掘ったのだろうか。
戦国時代に縄張りされた城だけのことはある。
本丸は深い堀に囲まれ、大砲がない時代なら守りは鉄壁だったことだろう。
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黒門橋下の空堀(動物園方向) |
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黒門橋下の空堀(紅葉ヶ丘方向) |
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黒門橋 |
黒門橋を渡って、右側が本丸跡。
本丸跡には、懐古神社がる。
午前中に真田神社で参拝したので、ここでのお参りは省略。
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本丸跡(懐古神社) |
神社を右手に見て先に進み、13時25分天守台に到着。
何層の天守があったのだろうか。
天守台跡には今は何の建物もなく、ただの高台。
端っこが絶壁なのに、手すりもなく怖い。
天守台下の道路まで5メートル位の高さだろうか。
うっかり足を滑らせた人がいままでいなったのだろうか。
落ちたらだたでは済まないだろう・・・と思うと足がすくんでしまう。
こりゃ危険だと思わせることが一番の安全策なのかもしれない。
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天守台 |
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天守台跡 |
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天守台からの見下ろし |
天守台を後にして、本丸石垣沿いに進む。
行きついた先は、堀を挟んだ先に動物園が見えるところ。
向こう側は岩の断崖絶壁に見える。
天然なのか切り掘ったのかどっちだろう。
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空堀の対岸は動物園 |
本丸の石垣と馬場跡に沿って天守台の下に来た。
天守台は、上から見下ろすと怖い高さだったのに、見上げる分には驚くほどの高さではない。
天守台の上には転落しないよう注意を促すものがなかったが、下には登らないようにとの注意書きがあった。
飛び降りる人はいなくても、登ろうとする人はいるようだ。
石垣には隙間があり、ロッククライミング好きにはそそられるものがありそう。
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馬場沿いの本丸石垣 |
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天守台の下 |
13時42分、水の手展望台に到着。
眼下に千曲川が横たわっている。
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水の手展望台の眺望(千曲川右方向) |
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水の手展望台の眺望(千曲川左方向) |
13時52分、懐古園入口に戻った。
三の門の反対側の探検を開始。
三の門をくぐった先に、地下道があった。
線路の反対側にある大手門への通路だった。
地下通路を抜けたところで振返ってみたが、懐古園は見えなかった。
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三の門外側 |
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地下道を抜けて懐古園方向振返り |
大手門の内側だったところが、公園になっているようだ。
13時58分、大手門に到着。
2階部分が展示室になっている。
説明してくれる人がいて、昔、この建物が飲食店として使われていたことを教えてくれた。
そのうえ、小諸は素通りされ易くよくぞ立ち寄ってくれたと感謝の言葉をもらい恐縮してしまった。
小諸城が百名城に入っていなかったならば、小諸を訪ねることは生涯なかっただろうから。
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大手門公園案内図 |
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大手門 |
大手門を見て、小諸城訪問は終了。
懐古園は有料なだけあって、整備されている感じ。
しかし、縄張りした山本勘助は有名だけど、城主には全国区の知名度の人もなく全国区の城になる要素は見当たらない。
休日なのに人が少なく、ゆっくり城址散策をできたのは、それだけ人気がないことの表れに違いない。
有料が裏目に出ていそう。
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