【2016年10月22日 丸岡城訪問レポート】
 12時38分、一筆啓上茶屋前のバス停に到着。 まずは、パス停近くにあった「丸岡城周辺案内図」で見学ルートの確認。
丸岡城へのぼる階段
丸岡城へのぼる階段
 ことのほか、方向感覚をつかむのに戸惑って、12時48分ようやくと一筆啓上茶屋に向かって右手の城へ上る階段から訪問開始。 階段沿いに、ご自慢の短い手紙(たぶん入選作)が並んでいる。 いくつかを読みながら階段を上ったが、確かに面白い。
 12時52分、天守閣の入場券売り場に到着。 足軽風の人形か来場者を迎えている。 チケットを買って、ここで百名城スタンプを借りて押す。
 チケット売場から坂を上ると天守閣が出現。 三層のこじんまりとした天守閣だが、古びた感じが好い。 天守閣を見上げる写真を位置を変えて、数枚撮って、13時2分、天守閣に入場。
 1層目は、丸岡城の城主に関する展示。 折しも、大河ドラマが豊臣滅亡に向けてまっしぐらの佳境を迎えているということもあり、同時代の本田重次・成重親子の逸話のあたりはじっくりと読めた。 1層の展示にはまって、そこで20分も過ごし、狭くて急なため昇る人の行列ができている階段を上がって、13時22分、2層目に到達。
丸岡城天守閣チケット売場   丸岡城天守閣
丸岡城天守閣チケット売場   丸岡城天守閣
 2層には何もない。 四方の窓から外を見て、すぐに3層に上がろとしたが、ここの階段でも列に並んで順番待ち。 13時26分、3層に上がる。 ここが、最上階。 天守最上階で恒例の四方撮影。
天守からの眺望(北側)   天守からの眺望(東側)
天守からの眺望(北側)   天守からの眺望(東側)
天守からの眺望(南側)   天守からの眺望(西側)
天守からの眺望(南側)   天守からの眺望(西側)
 13時33分、3層から降りて2層へ。 13時35分、1層へ降りた。
2層と3層間の階段   1層と2層間の階段
2層と3層間の階段   1層と2層間の階段
 13時42分、天守閣入場券売り場へ戻った。 通りすがりに、百名城スタンプを求める人が二人もいる光景を目撃し、意外に集めている人が多いことに驚いた。
 一筆啓上茶屋から登ってきた道と反対側の坂を下り、13時52分、お天守前公園に到着。 天守閣背面を見上げるポイントになっている。 しかし、天守閣より、公園に面する酒屋さん店頭のベンチにある呑兵衛人形の方が私は気に入った。
お天守前公園から撮った天守閣   お天守前公園向かいの酒屋ベンチ
お天守前公園から撮った天守閣   お天守前公園向かいの酒屋ベンチ
 お天守前公園の看板に天守閣再建の説明書きがあった。 昭和23年の福井大地震で倒壊し、昭和30年に今の天守閣が竣工したとのこと。 見た目の古さとか、上層への階段の不便さでかなり古いものだと思っていたけれど、昭和の再建だったんだ・・・。 後で、自分の予習ページを読み返したら、確かに1955年再建と書いていた。
 14時1分、霞ヶ城公園に移動。 バラバラと雨が降ってきた。 すぐに上がったけれど、やっぱり降られずには済まない身の上みたい。 一筆啓上茶屋裏側の池へと回り込み、14時6分、歴史民俗資料館に入館。
霞ヶ城公園   歴史民俗資料館
霞ヶ城公園   歴史民俗資料館
 2階が展示室で、古い貨幣や食器、武具などが展示されている。 天守閣とセットになっているので、訪れる人は多いが、真剣に見ている人は皆無。 自分はがんばろうと、解説を読んだりしてみたけれど、10分は持たず、14時15分、1階に降りた。
一筆啓上茶屋
一筆啓上茶屋
 1階に全国の大名名簿があるのを見付ける。 江戸期のどの時期の物か、確認をもらしたが、これは面白かった。 加賀百万石を筆頭に、石高の多い順に大名家が羅列してあった。 城めぐりをしていても、城と大名を結びつけて考えることはあまりない。 特に、江戸期のように配置換えが頻繁になると、城主が誰だったかなんて関心事ではなくなる。 大きい順に並んでいると、最初の方はさすがに知っている名字が並んでいるが、全体だと知っているのは1/10くらいというところか。 聞いたこともない藩名も多いこと。 大名が意外にたくさんいたことは新鮮だった。 一枚の名簿に釘付けとなり、気付けば、14時25分になっていた。
 名簿を見終えるとすぐに資料館を出て、14時28分、一筆啓上茶屋の建物に入る。 名前だけ聞くと、文化的な感じだけれど、なんのことはない、単なる食堂&土産物売り場。 土産物をながめて、14時34分にここを出て、丸岡城訪問は終了。