【2019年3月23日 竹田城訪問レポート】
料金所
料金所
 10時57分、料金所で入場料を支払い竹田城訪問開始。
とは言え、ここまでの登山道を登り切ったという達成感と疲労感ですぐに歩き始めることができず、料金所に掲げられた雲上に浮かぶ竹田城の写真の前に立ち止まり、ちょっと休憩。 10時59分に城跡に向かう坂道を登り始めた。
 姫路城同様、見学経路が指定されているが嫌味がない。 空気がきれいだからかな。
 11時2分、北千畳に到着。 千畳というだけあって、広い。 見晴らしもバッチリ。 雲に浮かぶ城跡は軍艦みたいで、斜面ではなく山頂に位置していることが写真から分かってはいたが、登ってみると思った以上に視界が広く感激する。
北千畳   北千畳からの眺望
北千畳   北千畳からの眺望
 所々に、案内の人が立っている。 誘導に従って進み、11時4分、三の丸にさしかかる。
三の丸   二の丸
三の丸   二の丸
 11時7分、二の丸まで来た。 北千畳→三の丸→二の丸→本丸と段々に高くなっている。
 11時8分、本丸着。
本丸   天守台
本丸   天守台
 本丸の一画に天守台がある。 本丸自体が高い位置にあり、天守台が必要なのかとも思うが、そこはお城として置くのが「お約束」なのだろうと深く考えないことにして天守台に上った。
天守台上部   天守台からの南千畳方向の眺望
天守台上部   天守台からの南千畳方向の眺望
天守台からの北千畳方向の眺望   本丸からの南千畳方向の眺望
天守台からの北千畳方向の眺望   本丸からの南千畳方向の眺望
 竹田城で一番高い位置にある天守台からの眺望が一番好い眺めなのだろうと写真を撮って本丸に下りたら、そこにいたガイドの人が本丸からの南千畳方向の景色が絶景ポイントだと言うのでそこからも写真を撮ってみた。 確かに、天守台は端っこギリギリまで行けないので、こっちのほうが足下が良く見える。
花屋敷   平殿
花屋敷   平殿
 本丸を出ると、下り道になる。 11時15分、平殿まで進む。 平殿の下に花屋敷という名の平地があるけれど、ここに下りる道は見当たらない。 ロープが張られおり、花屋敷方向には立ち入れないようになっている。 通路が危険な状態になっているのだろう。
南二の丸手前にある櫓台
南二の丸手前にある櫓台
 平殿から先進み、南二の丸の手前に立ち入り禁止の櫓台があった。 石垣なのか盛り土そのものなのか、いずれにしても安全ではない状態になっているのだろう。 竹田城では観光客が増え、物理的なダメージが増しているという記事を昔何かで読んだ記憶がある。 近頃は何十年に一度という規模の暴風雨が頻繁に日本列島を直撃していることも、山上で吹き曝しになっているこの城跡には深刻な問題であろう。 東南海地震もいずれ起こるだろう。 内陸部なので直撃の被害はないにしても、東日本大震災の後に各地で活断層が動いた局地的な大地震が起こっている。 そんなこんなで、ここが近い将来崩壊するリスクはとても大きいように思えてきた。 熊本城クラスの観光地であれば行政も復興に一生懸命になるだろうけど・・・それほどの経済効果が期待できるところとも思えず放置されそう。
 11時17分、南二の丸に到着。
南二の丸   南二の丸から見た本丸・天守台
南二の丸   南二の丸から見た本丸・天守台
 振り返ると、本丸と天守台の石垣がそびえ立っていた。
 11時21分、南千畳に着いた。
南千畳   南千畳端から眺望
南千畳   南千畳端から眺望
 竹田城南端からの眺望を撮影して、11時27分、南千畳を撤収する。 11時31分、城跡見学コースの出口に至る。
見学コース出口(進行方向)   見学コース出口(逆方向)
見学コース出口(進行方向)   見学コース出口(逆方向)
 舗装道路を下ると何処に行くのか、事前に調べていなかったので怖くてそっちには行けない。 料金所に戻って、駅裏登山道を下るのが安全策とそちらへ向かう。
 料金所は出口から200mほど登ったところだった。 料金所に戻ったところで竹田城訪問は終了。 11時38分、駅裏登山道を降り始める。