【2025年4月12日 月山富田城訪問レポート】
8時44分、月山富田城駐車場に到着。
車から降りたら空気がひんやりしていたので、上着を着込んで訪問を開始。
山中御殿180m、本丸760mの案内があった。
駐車場の先に民家があり、その先に、城跡の案内図があった。
この先、山登りになることがよくわかった。
覚悟を決めて、上り始める。
8時50分、山中御殿跡に到着。 広々とした土地、どんな大きな御殿が建っていたのだろう。 山中御殿跡の先から本格的な山登り道になった。
きつい坂や階段を上り続け、8時58分、三の丸跡に着いた。
この先は緩やかな坂しかなさそう。
登り切った後の平地という感じ。
9時3分、二の丸跡に到着。 視界が開けて見晴らし良好。 天気が良くて気持ちも良好。
二の丸後の景色を楽しんでから本丸に向かう。
9時6分、本丸後に到着。 本丸は月山の山上にあり、標高は190mという掲示があった。 昇りつめて、ものすごく熱いことに気がいて上着を脱いだ。
本丸の奥に神社があった。
勝日高守(かつひたかもり)神社という名だそうだ。
二の丸より少しだけ高いだけの位置なので、下界を見下ろした風景は二の丸から見たものと余り変わりはない。 しかし、春風に吹かれて景色を眺めているのは気持ちが良くすぐに立ち去る気にはならない。 9時15分、本丸からの下山を開始。
9時18分、西袖ヶ平に差し掛かった。
二の丸や本丸から見た景色とは異なる方向で、川沿いの街並みが見えた。
行きのきつい坂道は、帰りは楽々。
膝への負担は気にしつつも、しんどさは全くない。
きつかった坂を登り切って、今は楽々とそこを降りながら、余生もこんな過ごし方をしたいものだと改めて思う。
「人の一生は重荷を負うて遠き道をいくがごとし」という明言を残した徳川家康の生き方を目指すべき立場ではないことを悟ると、人生が本当に楽になる。
もっとも、そう悟るには、重荷を負うてきつい坂を登る人生を長く送る必要がある。
下り坂の終盤まで降りたときに、一人の若者とすれ違った。
彼は、この先きつい思いをするだろう。
そして、登り切った達成感を得て山頂からの絶景を味わい、悠々と下山してくるはずである。
これから苦労するであろう若者を暖かく見送る「じじい」になろう・・・なんてなことを考えながら下山終了。
9時25分、山中御殿跡に戻った。
9時29分、駐車場に着いてすぐに発車。 9時33分に安来市立歴史資料館の駐車場に着いた。
百名城スタンプは資料館でゲット。
資料館1階は無料の展示室。 ここは、さらっと見た。 2階は210円の有料展示だったので、見ないで退散。 9時40分、駐車場に停めた車に戻って月山富田城訪問は終了。 |
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