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【2025年10月25日 吉野ヶ里遺跡訪問レポート】
8時48分、吉野ヶ里歴史公園東口駐車場に到着。
雨は上がり、もう降りそうもなくて助かった。
8時51分、車から降りて傘を持たず入場口へ向う。
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| 吉野ヶ里歴史公園東口駐車場 |
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公園全体案内マップ |
最初に見かけた公園案内図で、見学ルートを検討。
とにかく、広そう。
気合を入れて歩かなければ・・・。
歴史公園センター(東口)への階段をのぼると、正面に入場ゲート。
左に売店、右にチケット売場があった。
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| 歴史公園センター(東口) |
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入場チケット売場 |
チケット売場は開いていたが、今日は無料開放ということで、窓口にいる人はチケット販売はやらず吉野ヶ里歴史公園のパンフレットを配るのみだった。
百名城スタンプの在りかを尋ねたら、窓口左側のカウンターに置いてあると教えてくれた。
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| 東口入場ゲート |
入場ゲートは9時にオープン。
百名城スタンプを押している間に9時をまわり、9時1分、入場ゲートを通過。
それにしても、通常は駐車場310円と入場料460円の支払いを要するところ、これが無料の日に来たなんて、なんとラッキーなのこと。
なぜ無料なのか説明はなかったけれど、お得の理由なんてどうでもよい・・・ごっつぁんです!!。
まずは「南のむら」を目指す。
だだっ広い園内では、道案内の標識が頼り。
いたるところに案内標識があって助かる。
9時7分、南のむらに到着。
かや葺き住戸の屋根部分だけを置いたような建物がある。
建築技術は、まずは現代の屋根にあたる部分の作り方から始まり、それを柱で高くしていくという発展過程だったのかと想像できる。
まだ見るところが多いので、ここは写真を撮っただけですぐに撤収。
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| 南のむら |
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南内郭 |
9時12分、南内郭に到着。
冊で囲われた一帯。
縄文時代から櫓を組む技術は確率されていたということか。
柱にする大木を運んだ方法は?、大木を柱に加工する道具はどんな物?・・・何千年も前から続いている方法や道具の改良が、巨大な石垣や天守閣を造るまでに進化したと考えさせるところが、縄文時代の遺跡が百名城に加えられた理由なのかな。
9時18分、北内郭に到着。
二重の冊に囲われ、南内郭より警護が厳重という雰囲気が漂う。
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| 北内郭 |
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櫓内部2階 |
南内郭の櫓は昇れなかったけれど、こちらの櫓には階段が付いていた。
3階建て櫓内部の見学が可能。
2階は政治的審議の場を思わせる人形が展示されていた。
少数の人で世を導いていくというのが人間社会の一番効率の良い運営方法なのだろう。
そうやって運営されてきた文明が結局は生き残っている。
分断社会は、信頼できるリーダを擁立してまとまっっている社会にいずれ駆逐されるだろう。
3階は宗教行事中の様子を再現した展示だった・・・ここは今にも人形が動き出しそうな生々しい雰囲気濃厚で、変なものが写りそうな気がしてシャッターを切れなかった。
北内郭の住居建物に入ってみた。
生活感がない。
衣・食・住の住部分の展示にはなっているが、住の内部には食を作る場所と摂る場所があるはず。
そんな展示もほしい。
しかし、建物は本当にこんな構造だったのだろうか?。
稲は弥生時代からと言われるので、稲わらは縄文時代にはなかったであろう。
蔓とかで大丈夫なのだろうか。
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| 住居内部 |
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中のむら |
9時26分、中のむらに到着。
建物が進化している。
地面から浮き上がった床になり、住居より倉庫に適していそう。
9時28分、甕棺墓列に着いた。
巨大な甕に遺体を納め埋めた場所。
素焼きの甕なので腐らず今に残っていた?・・・にしても、縄文時代に埋めたものが現代まで破壊を免れて残るもだろうか?。
集落があった頃は海辺だったが、海岸が遠のいて人が住まなくなったという事情はあるようだが、険しい山中でもあるまいし、数千年の間だれもこの地を再利用しなかったというのは信じられない。
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| 甕棺墓列 |
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北墳丘墓 |
9時30分、北墳丘墓に進む。
古墳の走り?
9時41分、食と市に到着。
北墳丘墓からの中のむらに戻り、さらに南に進んだ場所のため移動に時間かかった。
急にトイレに行きたくなり、倉と市は外観を見ただけで撤収。
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| 食と市 |
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吉野ヶ里遺跡展示室 |
最寄りの案内図で一番近いトイレは吉野ヶ里遺跡展示室であると知り急いで向かう。
9時46分、展示室到着。
トイレを借りて、展示を見て9時54分、退出。
9時57分、環濠入口広場着。
ここは入場口(東口)から入って最初にとおる広場で、南のむらへ向うときに通過している。
なので、入口まで戻ってきたと行った方が良い。
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| 環濠入口広場 |
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天の浮橋 |
入場口(東口)と環濠入口広場をつなぐ天の浮橋を渡り、10時ちょうど入場口を出た。
売店をさらりと見て、9時6分、駐車場に戻り吉野ヶ里遺跡の訪問終了。
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