【旅日記:2011年9月24日(土)】
柏市 → 川越市 → 柏市
昨日の金曜日が秋分の日で、明日までの三連休。 その中日を川越城訪問に充てることにした。 真夏が過ぎ、歩き回るのにちょうどよい気候になってきた。 9時29分発上野行きで柏駅を出た。 日暮里で山手線に乗換え、10時16分に池袋に到着。 東武東上線10時24分発、小川町行きに乗換え、定刻の10時54分に川越駅に到着した。 思いつきのように訪問に出かけたので、ほぼ無計画な川越訪問。 観光案内のパンフレットはないかと駅構内を見渡すと、小江戸巡回バスのパンフレットが置いてあった。
まずは城訪問をクリアしておこうと、西口から小江戸巡回バスに乗って本丸御殿に向かう。
バス停に来た時に丁度乗るバスが来て座席にありつけた。
座席はすぐに埋まり、立ち乗りの人がいる盛況ぶり。
川越駅西口を11時5分に発車して、次のバス停の本川越駅でもたくさんの人が乗ってきてギュウギュウ詰めになった。
中院で少し下車した人がいたものの、次に喜多院で乗ってくる人が多く、本丸御殿まで混雑したままだった。
バスの乗客のみならず、車で来ている人も多いようで、乗降の手間取りに道路の流れの悪さが加わって、定刻より12分遅れの11時27分に本丸御殿に到着した。
川越城訪問のレポートはこちらをご覧ください。 川越城中ノ門堀跡から徒歩で蔵造りの町並みへ向かう。 途中、市役所前を通りかかったときに、有楽町で見た太田道灌像に似た像を発見。
13時丁度に蔵造りの町並みにたどり着いた。
川越がこんなに賑やかな観光地だったとは、今日初めて知った。
古風な建物の通りを商店街にした小江戸戦略は確かに面白くて、この混雑ぶりも納得できる。
菓子屋横丁も一通りのぞいてから時の鐘を見に行った。
ここに着いたとき既に13時45分になっていた。
時の鐘前の「とりせい」でお昼を食べることにした。 15分程の順番待ち後、席に案内された。 12時をだいぶ過ぎたとはいえ、外の人出の割には短い待ち時間だと思う。 「きじ焼丼」を注文して、待つことこれまた15分程でやっと昼食にありついた。 名前は丼物だが、うな重と同じ器に盛付けられている。 四角いお重の底に、芸術的な薄さにご飯をよそい、その上に照り焼きっぽい鳥肉が乗っている。 ご飯が少ない分、鳥肉がたくさんあるように感じた。 食事より、たくさんの鳥肉を肴にビールでも飲みたいなと思うお店だった。 「とりせい」を出たら、その斜め前のお店でデザートに紫いもソフトクリームを買った。 ソフトクリームを食べ終わった時に、15時になり時の鐘の鐘が鳴り始めた。
時の鐘は、時を知らせ都度6回鳴らすそうだ。
鐘がなる間隔はかなり長く、時の鐘前で鳴り始めて、鳴り終わった時には蔵造り資料館に入館していた。
その間5分位だろうか。
20分程で資料館を見終えて東武東上線川越市駅を目指して歩き始めた。
蔵造りの町並みのお店をのぞき、大正浪漫夢通りを抜けて、川越市駅に到着したのは16時頃。
16時7分発池袋行きの急行で川越市駅を発ち、池袋でちょっとだけ東武百貨店に寄り道して、山手線16時56分発の電車で上野駅へ。
歩き疲れたので、常磐線は一本見送って17時24分発取手行きで座って帰った。
お城を目当てに現地を訪ね、その街をじっくりと見てくるのが理想のお城巡りである。 その点で今日の訪問はとても充実していた。 かなりの疲労感も心地よい。 |