【旅日記:2016年10月23日(日)】
福井市 → 金沢市 → 富山県高岡市 → 柏市
6時30分に起床。
起き抜け、テレビのスイッチを入れる。
民放が2局しかなくて、選択幅がめちゃめちゃ狭い。
7時、食堂で朝食。 昨日は結果的に昼食抜きになってしまったけれど、今日は朝食のときから抜くつもりで多めに食べてる。 しかし、食い貯めは太りのもとみたい。 いつものベルトの穴がきつい。 8時、チェックアウト。 8時9分に福井駅に着いた。 西口の恐竜さんたちが今日もお出迎え。 これから乗るのは、8時30分発金沢行のサンダーバード1号。 ちょっと時間があるので、みどりの窓口に立ち寄り、金沢から西高岡の電車時間をチェック。 自宅土産に「万葉シュー」を買っていこうと目論んでいる。 8時16分、1番ホームに上がり、乗る電車を待つ。 8時29分に電車が到着し、定刻30分に発車。 自由席車両の7号車に乗車。 進行方向左側で先頭の窓側席に着席。 社内はガラガラで、隣の席はもちろん空き。 昨日の特急は金沢・福井間で途中2駅停車したが、この特急は金沢までノンストップ。 走るほどに雲が増えてくる。
9時13分、金沢駅7番ホームに定刻到着。
金沢城へのバス時刻は9時30分と事前に調べている。
昨日買ったお土産を持ち歩くのは厄介なので、バス時間前にコインロッカーへ放り込もうと改札の駅員さんにその場所を聞いて急行。
ところが、両替機がなく現金(百円玉)払いのロッカーを使えない。
ICカードやら携帯で料金を決裁するロッカーがあったけれど、使ったことがない。
バス時刻を気にしながら操作方法を読む気にはならなかったので、結局、荷物を持ったままバスのりばへ向かった。
9時22分、駅東口に出る。 兼六園方面のバスのりばをまず探す。 外人がやたら並んでいる列が、そののりばだった。 30分までは若干時間があったので、金沢が舞台のドラマで必ず映る駅西口を撮影してバス待ちの行列に並んだ。 始発だろうから発車時刻の数分前には来るだろうと思っていたのに、その時刻を過ぎてもバスが来ない。 どうしたのかとイライラし始めた頃に、金沢マラソン開催中で、その交通規制のため、今日は始発が9時50分の予定という案内が聞こえてきた。 今頃かい? もっと早くから案内しろよな・・・「少なくとも30分は前からのりばで連呼しておくべき情報だろ!!」と怒りが込み上げた。
しかし、怒っていても仕方がない。
使えない物を当てにするほど馬鹿なことはない・・・と一旦行列から離れ市内の地図がないか探した。
すぐにそれは見つかった。
見れば、金沢城までは2kmほどしかない。
それなら20分もあれば行ける。
どうせ、始発時刻の予想だって乗客引き留めのために早めの時間を言っているのだろうし、当てになんかならない。
ルートを記憶して、念のため地図の写真も撮って、9時39分、金沢城に向けて歩き出す。
黒門市場の近くを通り過ぎ、9時58分、金沢城公園黒門口に到着 金沢城訪問のレポートはこちらをご覧ください。 11時15分、金沢城公園を離れる。 たいした距離ではなかったので、帰りも歩いて駅へ向かう。 歩きながら、3日前にもらった道の駅万葉の里売店のレシートを取り出し、そこに書いている電話番号をダイヤルする。 相手が出て、これまた歩きながら、万葉シューのカスタードとパンプキンを2個ずつ取り置いてもらえるようお願いして、了解をもらった。 そうと決まれば、金沢にはもう用はない。 金沢駅手前で、巨大門の遠景写真を撮影し、11時36分、駅到着。
高岡方面の次の電車は、12時7分発の泊行。
時間に余裕があるので、せめて西口くらいは見ておこうと、11時39分西口に出る。
これといったものはなく、すぐに駅舎へ戻り、駅内の売店でミネラルむぎ茶を買って、改札を抜けた。
11時47分、泊行が出る5番ホームへ上がると、すでに電車が入線していた。
2両編成の後ろの車両の4人掛けの席に座った。
この頃は、空席だらけだったが、発車間際には立っている人も多くいた。
12時7分定刻に発車。
結局、行き返りともに、富山~金沢間はローカル線での移動となり、この間は新幹線に乗らず仕舞い。
12時40分、西高岡着。
次の富山行電車が出る、13時35分までの55分間で道の駅までの往復することを目標に、すぐに西高岡駅を発った。
終始、やや急ぎ足で歩き続け、12時56分、万葉の里高岡に到着。
先刻承知の万葉シュー売場へ直行し、午前に電話した者であることを告げ、注文の品を受け取った。
千葉まで持ち帰るのだと話して、保冷剤を多めに入れておいてもらった。
面倒をおかけしてすみませんでした。
13時ちょうど、休む間なく、西高岡駅への復路に着手・・・いや着足。 前回、小道へ入り込んで結果的に遠回りしてしまったようだったので、今日は帰りも駅前通りと国道との交差点で一度曲がるだけの単純ルールを辿る。 歩き始めたころからみるみる雲が厚くなり、今にも降り出しそうな空模様になってきた。 駅に着くまでの間、急ぎ足で進みながら降り出さないように祈り続けだった。
13時17分、西高岡駅に戻った時に、万葉シューも入れてパンパンに膨らんだお土産の紙袋が、急ぎ足で揺らしたためか、もうじき破れそうにくたびれていた。
幸い、西高岡駅は有人で、駅員さんにガムテープを貸してもらって補強することができた。
保冷剤を多めに入れてくれた店員さんに続き、駅員さんにも感謝。
高岡の人たちは、本当に良い人たちだ!!
袋の補修を終えると、無性に喉が渇いていることに気が付いた。 むぎ茶は持っているけれど、歩いた疲れもあり、甘いものが欲しかった。 目標時間内に往復できたご褒美ということで、奮発して自動販売機のコーラを買った。 出てきたペットボトルが妙に小さく感じ、容量を確認したら、280mlだった。 「お値段変わらず量減らし」方式の実質値上げしたんだっけ?・・・最近コカ・コーラは買ってないのでわからない(もっぱらペプシ)。 13時30分、改札で駅員さんに再度お礼を言って、1番ホームへ移動。 電車は定刻どおり走っていて、13時35分に西高岡を発車。 乗る前から座ることは諦め、先頭車両後方の乗降口付近に立つ。 13時57分、富山着。 東京方面直近の新幹線は、14時6分発の「かがやき」だった。 かがやきは、全席指定。 10分足らずで指定券を取って来るのは無理だろうが、次の14時19分発はくたかの指定が取れればと、みどりの窓口に行ってみた。 御多分に漏れず、ここの「みどりの窓口」も大行列。 これでは、19分までも買えないと判断して、自由席に乗ることにして、14時7分に新幹線東京方面11・12番ホームへ上がった。 ちょうど、かがやき号が発車するところだった。 12番ホーム、はくたか556号2号車自由席の停車位置で列車を待つ。 14時19分、待っていた新幹線が入線してきた。 停車駅が少ないかがやき号の直後の電車だからなのか、乗客は少なめ。 自由席はガラガラだった。 行列に並んで指定席を取る必要性は全くなかった。 来る時とは反対の景色を見たくて、三人掛けシートの窓側に座った。 もちろん、隣とその隣は空席。
来るときは全く気付かなかった日本海が見えた。
線路と海の間のわずかな距離の間に街が張り付いている。
海に気付いた直後、間もなく糸魚川停車の社内アナウンス。
糸魚川発車は14時48分。
14時59分、上越妙高着。 暇つぶしに、パソコンで上越妙高と上越高田インターチェンジの距離を調べたら直線で3kmもない。 自動車で春日山城に来たときは、14時43分に上越高田インターに入り、19時過ぎに自宅に着いた。 新幹線だと、15分程遅い時間に近くを発し、1時間以上早く自宅に帰れそう。 15時18分、長野着。 ここまでは、各駅停車だったけれど、この先は、高崎・大宮・上野しか途中止まらない。 長野の人にとっては、停車駅の少ない早い新幹線という認識らしく、たくさんの人が乗ってきた。 三人掛けの真ん中以外、人が座っている状況になった。 15時44分、軽井沢付近を通過。 すっかりいい天気になっていた。
高崎停車で三人掛け真ん中のシートも埋まり満席になる。
私の隣も塞がった。
16時14分、熊谷通過。
16時25分、大宮着。
隣とその隣の席ともに、降りて空いた。
16時46分、上野駅21番ホームに降りる。
新幹線改札を抜け、中央改札から一旦出る。 この時に、大人の休日倶楽部のきっぷが回収された。
定期券で入り直して常磐線に乗換え。
上野東京ラインが開通してから、6番線ホーム発があってややこしい。
直近の電車は、懸念通り6番線だった。
始発じゃないからホームで待たなければならない。
それに、前の駅で座席が埋まり座れる見込みはない。
17時2分、成田行きが来た。
休日だからか、意外や、空席があって座れちゃった。
17時3分、定刻に発車。 乗ってきたはくたか号が日暮里で地下に潜るときは明るかったけれど、常磐線で上野駅を出た時は真っ暗になっていた。 17時31分、柏着。 南口を出た時に、この旅の出発前に空を撮影したことを思い出し、同じ方向を撮ってみた。
百名城巡りを始めて6年目。
やっと半分訪問できた。
まだ半分か、もう半分か・・・・まだまだ・・・定年での退職金を手にするまで5年もある。
のんびり残り半分の訪問方法を考えていこうと思う。
お金に恵まれない現状前提で。
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